Institute of Education

平岡麻里
私の英国との関わりは、1994年、リンカンシャーのKing Edward VI Schoolでのスクールインターンシップから始まりました。生徒宅にホームステイしながら、日本語と日本文化を教える貴重な1年間でした。
その後、ロンドン大学Institute of Education(現在の UCL Institute of Education)で修士号と博士号を取得。博士論文は16年かけ、恩師Richard Aldrichの逝去後もGary McCulloch教授の指導のもと、2015年に博士号を得ました。
この博士論文が、博士課程入学から25年、修士からは約30年を経て、2024年にRoutledgeからReflections of the Japanese Education System in Britain A Modern Utopia? 1858–1914として出版されました。
最近では英国訪問のたびに、これが最後になるかもしれないと感じます。しかし、英国での経験と学びは私の人生においてかけがえのないものであり、これからも色褪せることはないでしょう。